県立広島中学合格体験記

  • 県立広島中学 合格
    県立広島中学
    土堂小 出身
    僕が鷗州塾に入ったのは、小学五年生の春ごろでした。入塾した当時は、周りの人たちに追いつくだけで精いっぱいでした。入塾してから半年がたったころ、どうしても成績で勝てない友だちからいつも見下されていおるように感じ、くやしくなってきました。それまでは、「別にいいか。むこうのほうが成績が上だし。」など、どうせ勝てないとあきらめていました。しかし、ここであきらめてしまったら、このままずっと成績は上がらないと思い、本気で勉強に取り組むようになりました。二学期最初の模擬試験が終わり、新しい座席表が教室にはりだされていました(尾道中央校では、模試の成績で座席が変ります)。僕の座席は、どうしても勝てないと思っていた友だちを抜き、選抜Sクラスで一位になっていました。しかし、次の模擬試験では油断してまったく勉強をせずに受けて、成績は急降下し友だちにも負けてしまいました。その後は勝ったり負けたりという関係が続き、六年生のクラス発表がありました。僕はなんとか選抜SSクラスに入ることができました。SSクラスになったことはとてもうれしかったのですが、毎回の模擬試験では成績がのびなやみ、クラスの順位は後ろのほうを行ったり来たりしていました。こんな状態のままで塾の先生との三者こん談会がありました。しかし、模試の志望校判定では、広島県立広島中学校はB判定だったので、少しは自信がありました。先生からは「合格・不合格どちらになってもおかしくない。」と言われ驚きました。今考えれば、先生は最後まで油断するなと言いたかったのだと思います。こん談会から三ヵ月後に、広島中学校の入試がありました。それまでに近大附属福山中や修道中の入試を経験していたので、あまり緊張しませんでしたが、試験終了三分前に間違いに気づき、あわてて書き直そうとしましたが間に合いませんでした。入試から約一週間後に、結果がホームページで発表されました。僕はドキドキしながらパソコンで結果を見たのですが、僕の番号はありませんでした。それから何日かは、とても暗い気持ちでいましたが、ある日広島中学校からくり上げ合格の電話がありました。僕の喜びは過去最高のもので、一日中家の中をかけ回っていました。僕の経験を通して、これから受験する皆さんに伝えたいことは、成績が上がったことで油断せず、成績を維持する努力が大切だということです。合格への道は、長くつらいものかもしれませんが、合格という最高の喜びを得られるように頑張ってください。最後になりますが、僕を支えてくれた家族や塾の先生方、本当にありがとうございました。

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