慶應義塾大学合格体験記

  • 慶應義塾大学[文]現役合格
    岡山駅前校2号館
    岡山操山高校 出身
    私は東京大学を目指して勉強してきた。しかし、結果は不合格であった。その理由は考えれば山ほど出てくるが、その中でも2つ紹介させてほしい。

    ①他人にうわべだけの感謝をしていたこと
    私は他人の好意を踏みにじってしまった。担任にすすめられた添削もろくに続かず、親からの「きちんとした日本語を使いなさい」の忠告を無視してしまった。その結果、本番の国語で自己最低点を取った。他人への感謝が足りなかった。感謝してもそれは表面上の感謝に過ぎなかった。
    ②自分の実力を過信してしまったこと
    私は自分が能力のある人間だと盲信していた。結局、私は勉強せねば成績を伸ばせない平凡な人間ということを、今になって痛感している。私は他人より勉強時間が少なかった。けれども、それなりに成績が良かった。だから私は「やればできる子」だとずっと自分に言い聞かせて、ろくに勉強をしようとしなかった。その結果がこの様である。自分の不甲斐なさと無能さに、いら立ちと後悔を覚える日々が続きそうだ。

    鷗州塾はすべて与えてくれている。それをどう有効活用するかは自分次第だ。私は有効活用し切れなかった。与えられた教材をろくに復習せず、塾に通うことだけに満足していた。だから落ちた。実際、有効活用できた人は皆、合格している。

    最後まで私の文章を読んでくれてありがとう。何か伝わるものがあればうれしい。残りの高校生活、最後までやり切って。やり切らないと虚無感に襲われて、受験が全部終わってもなかなか遊ぶ気になれないから。
    私はこれから他人への心からの感謝を忘れず、大学生活を送りたいと思う。だから、君たちも他人への心からの感謝を忘れずに、志望校に向けて頑張ってね、応援しています。

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