広大附属福山中学合格体験記

  • 広大附属福山中学 合格
    広大附属福山中学
    宇野小 出身
    僕は小4の時に選抜SSクラスに入塾しました。最初、受験というものをする実感がなかったため、模試結果もあまり気にしていませんでした。小5になって、テスト結果が張り出されるようになりましたが、結果はやはり下位のほうでした。また、大切な勉強時間である土日祝日はソフトボールの練習と試合に追われました。そのため、プラスαの勉強もできず、宿題だけで精いっぱいでした。それが小6の夏休み前まで続きました。さすがに、受験の天王山である夏休みを、ソフトボールだけに費やすわけにはいかないので、ソフトボールを受験が終わるまでお休みにしました。そして夏休みは毎日自習室に行きました。そこでは宿題だけではなく、第一志望の中学の過去問を何回も解き直したり、先生からもらったプリントをやったりと、プラスαの勉強をより多くやりました。このころは、おいしいご飯を作ってくれる母と、質問をすると丁寧に教えてくれる先生方が支えでした。9月から始まった「大的中ゼミ」では、クラス内で上位10位以内には入ることができました。模試結果も良くなってきて、少しずつ自信がつき始めました。第一志望の広大附属福山中学と、第二志望の大安寺中学の入試直前は、入試に向けて思いっきり問題を解きまくりました。結局どちらの入試日もまったく緊張せず、普段通り問題に取り組むことができました。さて、ここで小6の時にやっていて、受験勉強にとても役立った、仲間・目標・努力という3つのステップを紹介します。①仲間…学力が自分より上の人たちと友達になり、仲間を増やす。いろいろな仲間と友情を深めたり、互いを認め合ったりする。②目標…仲間の中から1人を決め、その人を目標とし、毎日の確認テストや模試、「大的中ゼミ」等でその人に対する自分の位置を調べておく。③努力…目標に向かって淡々と努力する。この3つのステップを、自分の頭の中で考えながら勉強を進めました。もちろん、テストで目標にしていた人より上位にいけたかどうかで、次の3つのステップへの取り組み方も違ってきます。③の努力の仕方として、間違った問題の単元を、国語は『入試の完全攻略』から、算・理・社は『新演習』から探し出し、すべて読むようにしました。12月半ばから1月いっぱいまでは、この③を何回も繰り返しやっていきました。このようにコツコツ積み上げていった結果、合格への道が開けたのだと思います。当然、人それぞれ最善の勉強方法は違いますが、それを習慣づけ、コツコツ淡々と続けることがとても大切です。あとは、入試で緊張しないところまで追い込むことです。そして入試当日は、鷗州で頑張ってきた今までの努力を自信に変えて、普段通り臨むようにすることです。そうすることで自然に結果はついてきます。これまでおいしいご飯と笑いを提供してくれた母、何事にも厳しく叱ってくれた父、そして、いつも僕のためにアドバイスしてくれたり、励ましたりしてくださった鷗州塾の先生方、2年半、本当にありがとうございました。最後に、これから受験をする皆さんへ。自分の勉強法を見つけ、それをコツコツと積み上げていってください。それが入試当日に発揮され、自然と結果がついてきます。鷗州塾を信じて、そして自分の努力を信じて頑張ってください。

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