広大附属福山中学合格体験記

  • 広大附属福山中学 合格
    倉敷校
    倉敷東小 出身
    私は、小4の春に入塾しました。このころは学校でも成績は目立たず、勉強に自信を持っていたわけではありませんでした。それでも徐々に成績が上がっていき、第一志望の中学校に合格することができたのは、マイペースに無理なく積み重ねてきたからだと思います。入塾してしばらくは、塾の宿題をこなすのに精いっぱいでした。私は算数が苦手で、成績もあまり良くありませんでした。小4のころは授業を聞いてもよく分からず、家に帰ると母と一緒にその週に習ったところを一から復習してようやく宿題を始められるといった感じでした。このまま算数が苦手なままではいけないと思い、小5の途中から宿題をただ終わらせるだけでなく、間違えた問題をもう一度やるようにしました。さらに、少し難しい問題にも自主的に挑戦するようにしました。そうしていくうちに、算数の成績が徐々に上がっていきました。社会は得意科目でした。塾の授業が面白くて毎回楽しみにしていました。暗記科目は、塾の授業を真面目に聞くこと、宿題を丁寧にこなすことを心がければ成績も安定すると思います。また、私は授業で聞いた面白かったことや興味を持ったことを、家に帰ってよく家族に話をしていました。これは無意識にしていたのですが、今考えると、話をすることによってさらに記憶として定着したのではないかと思います。このように自分で話をしてみるというのはおすすめできると思います。理科については、暗記は得意でしたが、計算問題となると問題文を読む前から急に尻込みしてしまい、たとえ簡単な問題でも解けなくなってしまうことがよくありました。小6の冬休みから「大的中ゼミ」の解き直しを真剣にするようになって、苦手を克服できるようになってきました。「大的中ゼミ」の解き直しを冬になるまでやっていなかったことは、今になって考えると、もっと早めにやれば良かったと反省しています。効率良く力をつけるためには、良い問題ばかりだったと思います。国語は私の場合、問題文との相性によって成績の浮き沈みが大きく、苦労しました。なので、余裕がある時には、新しい文章題に自主的に挑戦して、よりたくさんの文章にあたるようにしていました。そうすることで、だんだんと国語の成績も安定するようになったと思います。小6の秋からは、受験生というプレッシャーや不安な気持ちでいっぱいになる時期が時々ありました。気持ちがつらくて塾を休んだこともありました。でもそんな時は、勉強を始めることで気持ちが和らぎました。要するに、何もしていない時や遊んでいる時が一番不安になるということだと思います。入試前は不安になると思いますが、そんな時はとにかく勉強をすると良いと思います。今振り返ってみると、決して、ずっと全力で勉強していたわけではありませんでした。その時々でできることを真面目に取り組んで、無理なくゆっくりと積み重ねてきたことが合格につながったように思います。これから受験する皆さんの参考になればうれしいです。最後に、いつも応援してくださった先生方、いつも一緒に勉強してくれたお父さんとお母さん、本当にありがとうございました。

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