広大附属中学合格体験記

  • 広大附属中学 合格
    安古市校
    大町小 出身
    私が鷗州塾に入塾したのは、小5の夏期講習会からでした。小5の夏から勉強を始めるという焦らなければならない状況であるにもかかわらず、私には明確な志望校がなく「受験をする」という意識もほとんどありませんでした。そんな私を少しずつ変えてくれたのは、一緒に勉強した友達の存在でした。私が入塾した時、ほとんど同時に入塾した子がいました。初めて塾の授業を受けた時、先生の計らいで私とその子は一緒に一番前に座り、その時仲良くなりました。もちろん初めてなので不安や緊張もありましたが、私以外にもう1人、同じ時期に同じ場所からスタートする子がいると知り、安心もしました。小5の夏からということで、それまで他の人たちがやってきたことの知識もまったくなく、学力も低いということが分かっていたはずなのに、「同じレベルの人がいる」とばかり思い、何の焦りもなく、ただその週とその週の宿題を期日ぎりぎりで仕上げる、そんな状況でした。その後1回目の模試が終わり、2回目が終わり…何回目かの模試の結果に、私は衝撃を受けました。私と同じレベルだと思っていた子の成績は校舎トップ、私はまずまずで、点差も開いていました。そこから、私はその子を目指すようになりました。「あの子を超えるために、頑張るぞー!」という気持ちで、宿題のやり方もただやるだけでなく、難しい問題は時間をかけてでもきちんと考えたり、間違えた問題は解き直しをしたりするようにしました。小6になり、「大的中ゼミ」が始まると私は、その子と一緒に帰りの電車に乗り、「大的中ゼミ」のテストの話などをするようになりました。もはや憧れの存在となっているその子に、家で、宿題以外のことではどんな勉強をしているのかを聞いてみると、「大的中ゼミ」の解き直し、今までもらった確認テストの解き直しなどをやっているという答えが返ってきました。私は今まで自分がやっていたことだけでは足りないと思い、心を入れ替えて勉強を再スタートさせました。私が「受験」をするという意識を確実にし始められたのはここからです。それからも、届かないほど高いところにいるその子を目標にして、ただ頑張って勉強し続けました。その結果、第一志望校に合格することができました。私はこの体験を通して、自分よりもだいぶ上の子を目標にすることが大切だなと思いました。「あの子を超えてやる!」と思う気持ちが、あきらめずに勉強する原動力になるのだと思います。受験を終えた今も、あの子に学力で勝つことはできませんが、満足のいく受験生活を送れたと思っています。皆さんも高い目標を作って勉強するようにしてみてください。最後に、私を支えてくれた家族や塾の先生方、本当にありがとうございました!

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