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2021年07月14日

京都大学法学部 現役合格者[広大附属高校出身]真夏の勉強法


夏の勉強時間
1日平均
[1年時]
3~4時間 [2年時]3~5時間 [3年時]6~8時間


進路を決定した時期
2年生の12月頃


高3での受講講座
[通常]
赤門会・医進SS英語
赤門会・医進SS語法・英作文
赤門会・医進SS数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
赤門会国語
国立大・早慶論述世界史
[夏期]
赤門会・医進自由条件英作文
京大・阪大英語テストゼミ
赤門会・医進「最大・最小問題」
東大・京大数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bテストゼミ
赤門会・旧帝大「現代文記述・論述」
近現代アジア史


夏の学習計画
[1・2年時]
特に英語と数学を中心に勉強するように心がけました。1・2年時はとにかく基礎を身につけることが大事だと思うので、英語では単語を完成させたり、数学では青チャートの例題を完璧にしたりするのを目標に頑張れば良いと思います。

[3年時]
夏になると、河合や駿台の大学別プレテストが始まります。この模試のために過去問を2・3年分やっておくのが良いと思います。また、この時点で全てをこなすのは難しいので、単元別に焦点を絞って勉強するのが良いと思います。


夏の健康管理
受験生だからといって夜中まで勉強するのは絶対NGです。これは落ちる人のやることです。勉強は夜11時くらいにやめて7・8時間ほどしっかり寝てください。寝ている間に記憶が定着して、次の日もしっかり勉強に集中できます。


高1・高2 夏の具体的な勉強内容
[英語]
絶対にやらなければならないのは、4月から夏までの塾の授業内容の復習です。これをやらずに問題ばかり解いても意味がありません。また、遅くても2年の夏までには、単語帳1冊は覚えましょう。僕は鉄壁を使っていましたが、ここで単語をしっかりやっておくと、3年生になった後が非常に楽です。

[数学]
数学も4月から復習をやった上で、基礎問題を解きまくって盤石な土台を作りましょう。僕は青チャートの例題や学校の課題などを使って既習範囲の基礎を固めました。余裕があれば、基礎力のついた単元の発展問題にチャレンジするのも良いと思います。

[国語]
1・2年生でやるべきことはただ1つで、古典単語と文法を覚えることです。単語は300語程度の単語帳を何周もして、文法も丸暗記しました。このレベルで、東大・京大の国語に対応できますし、あまり時間もかからないので夏休みを利用して片付けておくのが良いと思います。

[世界史]
今の時点で手をつける必要はありません。早くても10月あたりから学校で習った範囲をパラパラ復習するくらいで十分です。本格的に学習を始めるのは3年生からですが、そこで社会の学習に集中するためには、1・2年生で英・数・国の基礎力がついていることが絶対条件です。


高3 夏の具体的な勉強内容
[英語]
基本的には、長文・英作文・単語をやっていました。長文のほうは大学の過去問や問題集を使ってアウトプットするのが良いですが、英作文は1年間通して塾の授業の復習しかしませんでした。英作文は3年生から始まり、まだ実力がついていないと思うので、夏は英作文を頑張るのがおすすめです。

[数学]
数学は塾の復習を中心に勉強しました。大学の過去問は、時間を計って本番通りのセットで感覚を磨いたり、27か年から塾で習った問題と似た問題で実力試しをするにとどめました。東大・京大の難しい問題をやっても時間がかかるだけでコスパが悪いので、A問題レベルを完璧にして英・社にあてたほうが良いと思います。

[国語]
大学の傾向に応じた対策をして添削してもらうのが良いと思います。過去問を解くのも良いですが、赤本は解説が悪いのでやめたほうがいいです。おすすめは河合や駿台のプレテストの過去問集です。解説が丁寧で、自己採点もしやすいです。やり過ぎると直前にやることがなくなるので、1・2回分で良いと思います。

[世界史]
世界史は塾の授業をとるのが良いと思います。なぜかというと、世界史は勉強方法が自分ではわかりにくいからです。大事なのは物事の背景や因果関係なのですが、こういうことは教科書を読んでもあまり理解できません。学校の授業で理解できている人は不要だと思いますが、塾に行けば格段に伸びます。実際に僕は、塾の授業のおかげで得意科目になり、早稲田で1ミス、京大で7割5分取ることができました。

[共通テストだけの科目]
僕は地理・生物基礎・地学基礎を選択していましたが、夏休みではマーク模試の1週間前からインプットして、マーク模試が終わった後に出たところを復習するにとどめました。世界史・日本史以外はそのくらいで十分だと思います。


高3 鷗州塾での夏のおすすめ講座

赤門会・医進「最大・最小問題」
この講座は二次試験で重要な単元を集中して学習できるのでとってもおすすめです。この講座のテキストは、直前期になっても繰り返し復習しました。

近現代アジア史
アジア史は世界史の中でもとっつきにくい単元の1つです。その上、入試でよく問われます。この講座を受けると、理解が深まり苦手意識がなくなります。


受験生にひとこと
受験というのは、実力5割・メンタル4割・運1割だと思っています。メンタルはものすごく大事!!この体験記を読んだ君に、とっておきのアドバイスをあげよう。それは「超ポジティブシンキング」だ!!これを普段やったら嫌われるかもしれない。だが、受験期くらい楽観的になれ!!いちいち模試でへこむな!次がある!!そして決してあきらめるな!胸を張って受験会場に向かいなさい。君たちの合格を祈っている。


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