2022年07月30日
総合型選抜・学校推薦型選抜について~その2~
- 総合型選抜について 【総合型選抜の出願条件】
- 学校推薦型選抜について 【学校推薦型選抜の出願条件】
●卒業年度…過年度生にも緩い傾向があります。
●専願・併願の可否…専願が多いが、中位~やや下位の私立大は併願可能のケースがあります。
●校内定員…なし
●評定平均…設けていない大学が多かったが今後は新設したり、基準を高めたりする大学が増える見込み。
●平均倍率…約3.5倍(令和2年入試/文科省資料より)
【総合型選抜の選考パターン】
①書類審査(調査書、志望理由書など)+面接 ※最も多いのはパターン①です。
②書類審査+小論文+面接
③書類審査+学力試験+面接
④書類審査+体験授業+レポート+面接
⑤(エントリーシート+予備面接)⇒書類審査+本面接
●卒業年度…原則現役(既卒生可の場合は一浪以内などの条件もあり)
●専願・併願の可否…専願のみ
●校内定員…1人~制限なし
●評定平均…高1~高3一学期までの5段階評価の全教科・科目の平均
<国公立大>全体的には「4.0 以上」が多い
<私立大>2.7~4.5前後と幅広く、全体的には「3.2 以上」が多い
●平均倍率…約2.6倍(令和2年入試/文科省資料より)
【学校推薦型選抜の種類】
方式 | 内容 |
---|---|
公募制 (国立・私立) |
全国から受験者を募るもので、指定校制と違って、原則として出願条件を満たせばどこの高校からでも出願できます。 国公立大の学校推薦型選抜は、この公募推薦のみです。私立大の公募推薦には、スポーツ推薦など国公立大よりも種類が沢山あります。1つの高校から1名~5名というような人数制限があります。 |
指定校制 (私立のみ) |
私立大の学校推薦型選抜に見られる制度で、大学が指定した高校からのみ出願することができます。 大学への出願前に、同じ大学の学校推薦型選抜受験者を校内で「学内選考」します。基準は高1からの定期テストやクラブ活動などです。合格したら必ず入学しなければなりません。 |
【学校推薦型選抜の選考パターン】
①書類審査(調査書、志望理由書など)
②書類審査+面接
③書類審査+小論文+面接 ※最も多いのはパターン③です。
④書類審査+学力試験+小論文+面接
⑤書類審査+学力試験+面接
⑥書類審査+実技・実験(プレゼン含む)+面接