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2022年07月30日

【理科】夏の学習ポイント

◆共通テスト対策
①夏休み中に苦手単元を克服しよう!
過去2回実施された試行試験を見る限り、高校で学習する範囲から満遍なく出題されると考えられます。苦手意識がある単元は夏休みを利用して、克服しておきましょう。

②実験結果や身のまわりの現象について、学習した内容との関連性を深く学ぼう!
教科書に載っている実験や探究活動についても一通り目を通し、どの内容と関連し、得られた結果が何を表しているのかを考察しておきましょう。

◆2次試験対策
①典型問題を速く正確に解けるようにしておこう!
問題を解く際に使用する公式や知識等のインプットは早めに終わらせ、入試でよく出題される頻出問題は確実に解けるようにしておきましょう。

②夏休み中に志望校の過去問にチャレンジしよう!
各大学で出題パターンや難易度がある程度決まっているので、志望校の過去問演習はかなりの効果が期待できます。間違えた問題や分からなかった問題については、その問題に関連する内容を再度教科書や参考書等で確認し、普段使用している問題集で類題に取り組みましょう。

高1 夏の学習ポイント

◆物理
「力学」の根幹である力の図示、等加速度運動を中心に学習を進めましょう。力の図示ができないと今後学習する力学分野の問題を解くことができません。どんな基本的な問題でも、問題文をもとに図を作成するようにしましょう。

◆化学
理論化学の基礎を固めておかなければなりません。「物質量」、「濃度」に関する問題を多く解き、化学計算の土台を作っておきましょう。

◆生物
生物基礎範囲の「生物の体内環境(恒常性、ホルモン、免疫)」の基礎事項の仕組みを理解するとともに、「ミクロメーター」や「再吸収」などの計算問題の練習をしておきましょう。

高2 夏の学習ポイント

◆物理
どの大学でも「力学」の問題は必ず出題されることに加え、「電磁気学」や「原子物理学」にも「力学」と関連した問題がたくさんあるので、「力学」を最優先に勉強しましょう。その際には、覚えた公式に数値を当てはめるだけではなく、問題文をもとに図を作成することを心がけてください。

◆化学
「中和」「酸化還元」など化学基礎の重要単元の解法を定着させることを目標にしましょう。夏休み前までに学習した範囲に絞って、教科書傍用問題集等に載っている入試問題にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

◆生物
生物基礎範囲の「生物の体内環境(恒常性、ホルモン、免疫)」の内容に加え、「バイオーム」や「食物連鎖」のグラフや図を用いた問題を練習しておきましょう。時間的に余裕がある場合は、教科書傍用問題集等を利用して、既習範囲の入試問題を解いてみてください。

高3 夏の学習ポイント

◆物理
「力学」の完成を目標にするとともに、二次試験で差がつきやすい「電磁気学」分野も強化しておきましょう。また、「原子物理学」も共通テストで出題されるため、学校で既に習っているのであれば、基本的な問題は解ける様にしておきたいところです。既習済みの単元から順に、問題集を使って解法を定着させていきましょう。

◆化学
理論化学の最重要単元である「化学平衡」に関して、基本問題で解法の定着を図り、その後入試問題にチャレンジすることで実戦的な力を養いましょう。また、二次試験での配点比率が高い「有機化学」の対策も欠かせません。まずは重要な基礎知識の定着を図り、その後二次試験で頻出の構造決定問題に取り組むと良いでしょう。

◆生物
頻出単元の「遺伝」や二次試験で差がつきやすい「進化・系統と分類」を中心に学習しましょう。また、近年の入試で主流となっている実験考察問題で得点するためには、単に生物用語を暗記するだけではなく、さまざまな現象を仕組みから理解することを意識してください。





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