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2021年05月03日

大学入試への学習計画

ポイント① 入試科目を早めにチェック
入試でどの科目を課すのかは各大学・学部で異なるので、早めに確認しておくことが大切である。国公立大学の入試科目は、例年7月までに各大学の選抜要項で正式に発表されるが、最近は発表の時期を早める大学が多くなっている。また、私立大学の場合も同様に科目を早めにチェックしておこう。

ポイント② 計画を立て早めの基礎固め
大学入試共通テストは、高校での基礎的な学習の達成度を判定するために実施される。共通テストの出題内容は基礎的事項が中心であり、英語・数学・国語は多くの高校では高2までに履修するので、高3の早い時期までに基礎から標準までのレベルを完成させたい。取り組むことが重要である。

高3生向け  合格への道!
以下は大まかな学習計画の一例である。これを参考に、自分に合った計画を教科ごとに立てて取り組むことが重要である。

高2の後半~高3の7月 自分の志望を見据え、基礎~標準力養成!
●志望校・志望系統を絞り、入試科目を確認。理科と地歴・公民の入試科目を決定。
●基礎の確認と不得意科目の克服を並行して進める。

夏休み 規則正しい生活を送り、応用力養成!
●問題演習の量を徐々に増やしていく。
●赤本などを購入し、志望校の過去問を解いて出題傾向を一通りチェックする。

9月~12月 得点力を強化し、実戦力養成!
●暗記要素のある科目や分野に着手する。
●大学入試共通テスト対策を本格的に始める(同時に二次対策の問題演習も開始)。

1月~3月 実力を出し切る、万全の直前対策を!
●再度、過去問などで問題演習を行う。その際、制限時間を設けて解き、問題ごとの時間配分に留意しておく。
●志望校の出題傾向を最終確認し、出題が予想される分野を補強する。
●これまでに解けなかった問題を再確認する。


高1高2からの入試対策
高2までに習う内容は受験勉強の基礎になる部分なので、高1・高2生は毎回の授業を大切にして、学んだ内容を復習して確実に自分のものにしていく必要がある。特に、英語・数学・国語の3教科は、高3になってからでは大きな成績の向上は望めない。高1・高2の時期に抜けのない基礎力をつけることが大切である。また、大学入試改革の一環として、学校推薦型選抜、総合型選抜の枠が拡大する。さらに一般選抜でも調査書が必要となる。高校生活での諸活動にも力を入れて、大学入試で評価されるようにしよう。



文理選択
●将来の目標から考える
納得できる文理選択をするためには、「将来どんな職業に就きたいか」を考えることが大切である。例えば、「医者になるためには数学や生物の知識が必要なので理系に進んだほうが良い」というように、将来を考えることによって方向性が明確になる。
●学びたい学問から考える
文系・理系のどちらに進んでも希望の職業に就ける場合や、将来の目標が決まっていない場合は、「将来学びたい学問」から考えてもよい。最近では経営情報学部や総合科学部など、文系・理系のどちらの要素も持ち合わせた文理融合型の学部も多くなっている。また、経済学は文系学問に分類されるが、学ぶ上で統計学などの数学の知識が必要とされる場合もある。





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