2021年04月27日
2021年度大学入学共通テスト《物理基礎》
試験時間は2科目で60分。大問数は3題。構成は第1問が小問集合、第2問はAが波動、Bが電磁気、第3問は力学で、センター試験と同じでした。
分量は2020年度より1題減少し、マーク数が13。問題に対する試験時間は十分なので、1問ずつ丁寧に解答したいところです。分野ごとの配点は、力学が20点、電磁気が13点、波動が13点、熱力学が4点であり、センター試験とほぼ同じでした。
内容については、主に文系の学生を対象としたためか、計算問題は少なく、あっても簡素なもので、定性的な現象理解を問う基礎的な問題も目立ちました。会話文中の誤りを含むものを選ぶ問いがあり、新しい出題形式も含まれていました。また、スマートフォンを用いた実験も出題されました。
普段の演習では教科書を中心とした基礎概念の確実な理解に重点を置き、直前期における過去問演習では、これまでのセンター試験の物理基礎を用いて演習を行っていくと良いでしょう。
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