AIC鷗州グループの｢医学部受験専門塾｣AICメディカルアカデミー。毎年、医学部現役合格者を多数輩出する鷗州塾高校部が解説します。
今回は、医学部に合格するための勉強の進め方を紹介します。医学部受験を考えている中学生・高校生は必見です！

医学部合格のための勉強法

AICメディカルアカデミー梶谷です。上野です。よろしくお願いします。
これは異論がある人もいるんじゃないかと思うんですけど、志の高い人が早い段階で難しい問題を解けるようにするべきかどうかですが、私は全く必要ないと思っています。というのは難しい問題っていうのは、総合問題で難しかったり、あるいは次の学年に習うことが混じっていて難しいことが結構あるんです。

これは一通り知識が入って、最終学年で全部の知識が終わった後に見てもらったら、ずっと効率良くできたりとか、なんだそういうことだったのかと分かったりということがあります。高1の生徒さんには分からないものですが、私はけっこう数学を長く教えていたので、高1･高2の学校の問題集などの発展問題には、あきらかに数Ⅲをバックボーンにしていたり、考え方が理系だろっていうやつを文系にやらせたりとかあるんです。そんなのできなくて当たり前ですから。

むしろそういうところで上滑りしないほうが、時間効率的には有利に運べると思いますので、あまり難しいことをやり過ぎなくても、難しい問題はできなくても全然大丈夫と伝えたいですね。

私も担当教科が化学で、上野先生とは違うんですけど、そこは同じ意見です。やはり全体をきちんと勉強しておくことによって、全単元習い終えると、どの単元がどのくらいの割合か、どのくらいの分量か、見えてきます。入試問題でどの単元が重要かってことはやっぱり習っていない単元だと想像がつかないし、把握しにくいですよね。それが把握できると弱点と弱点じゃないとかの勉強のバランスを考えたりできるし、さっき言われたような単元融合型、2単元･3単元またいだような問題というのは、とりあえず勉強終えてからじゃないと取り組んでも意味がないんで、そこに取り組むことができる環境づくり、つまり、基本に忠実な問題をなるべく早く穴がないように学習を進めることのほうが、1単元にこだわって難しい問題にチャレンジするよりは医学部合格に近づくという点では全く同意ですね。

ちょっと余談になるかもですが、解法を理解することって、すごく大事だし、それは今のコーチングとかでも非常に重視してるんですけど、下の学年の時に本当に理解できるのかって言ったとき、私は何パーセントか実は理解できない解法ってあるって思っているんです。
それは先ほど言ったのと同じで、次の学年に習う要素が入っているからとかなので、物理と化学と数学もそうなんですけど、どうしてこういう風な考え方になるか分からないとか、根拠が見えないなということって、ちょっとその時は我慢してして覚えてしまうっていうも何パーセントかはありだと思います。それが高3で勉強していったり、先に進んでいくと、｢あれはそういうことだったんだ！｣というのが意外と多いんで、時が解決しているところもありますから、神経質な人ほどそういうふうに気楽に取り組んでほしいなあと。

そうですね、これは私も指導経験上すごくある。結構優秀だというか、理解力の高い生徒がつまずくことのきっかけになりやすいです。物理だと公式を証明できないと納得ができない、 で、先に進めない。でも、そこをやっぱりもう｢よく分からないんだけどこういう解法なんでしょ｣っと覚えて進むと、先の単元とか、より物理を深く理解して繰り返してから戻ったら、理解のほうが後からついてくる。解けるのが先になっている。ということがあります。ここをどっちでも進められる生徒と理解しないと先に進めない納得できないという、(やっぱりすごく能力が高いんですけども)そういう子とでは、学習の進度の点からすると、そこで納得できない子はストップしてしまって、ちょっとやっぱり阻害要因になってしまうことはありますね。物理はなんか数学よりそういう要素って強いかなあと。

分かるからできるってありますけど、誤解を恐れずに言うと時には逆もあるのかもなと。というふうな。暗記して例題ができるようになって繰り返してたら、｢分かった｣がついてきたということ。これは理系科目については、いくらかはしょうがないかなっと。

そうですね、目的は先生も、AICメディカルアカデミーも生徒も保護者の方も､｢医学部合格｣という点では皆一致しているので、そこについてはすごく明確なズレがない商品になっているのかなと。

じゃあ、上野先生、最後に一言お願いします。
ぜひ体験に来てください。
AICメディカルアカデミーでお待ちしてます。

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