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2020年08月07日

大学受験で勝つ!高校生のための数学の勉強法[岡山]

勉強に不安を抱えている高校生は多いのではないでしょうか?大学受験の勉強方法について、鷗州塾高校部が教科別に解説しています。受験生である高3生はもちろん、高1・高2生の皆さんも、ぜひご覧ください。
今回は数学です。

大学受験で勝つ!高校生のための勉強法
数学

数学の勉強法についてお話しします。
数学の学力を上げるには、3つポイントがあります。


1つは、計算力をつけるということです。共通テストのように短い時間の中で答えを出す計算や、2次試験のように複雑な計算式を立て、その計算を解き切って完答する力が必要になります。
この計算力は急に身につくものではありません。毎日、計算問題に取り組むというようなことをやっていかないと力がついてきません。


2つ目は、公式をきちんと理解するということです。公式の形を丸暗記して、それを使って問題を解くというような入試問題は、もうほとんどありません。きちんと公式の成り立ちや本質を理解していないと解けないような入試問題になっています。中には、その公式自体を証明しなさいという入試問題も出てきています。丸暗記だけでは乗り切れなくなっています。教科書や参考書に載っている公式の証明も自分でできるようになっておきましょう。


最後は、別解も用意するということです。
数学は1つの問題に対して答えは1つですが、その答えにたどり着くための解法はいくつかあります。同じ答えにたどり着くにもかかわらず、解法によっては、計算が複雑になって処理に時間がかかってしまうが、別の解法ならスムーズに答えを導き出せるというような入試問題もあります。問題によって、どの解法を用いるのがいいのかをきちんと理解しておかないと、なかなか入試問題は解けません。

こういった点に留意して、今後、勉強を進めていってほしいと思います。


次に、学年ごとの夏休日の学習ポイントです。


まず、高校1年生は、高校での学習はどうでしょうか?進度が速いな、難しいなと感じている人もいると思います。ただ、今学習していることは高2・高3の学習の基礎となるものですから、きっちり理解しておかないと高2・高3でつまずいてしまう可能性がありますので、この夏休みの間に、1学期の復習をきちんとしておきましょう。また、進度が速い学校では、高1の秋には高2の内容に入ります。夏休みの間に、塾の授業で2学期の予習をしていきましょう。


次に高校2年生ですが、いよいよ来年は受験生です。高校3年生になると、理科や社会の暗記や勉強にけっこう時間を取られます。また、理系の生徒は数学Ⅲの勉強が始まりますので、高1・高2の内容の勉強が、来年できるかというと、やはりなかなかできません。高校2年生の夏休みから、高校3年生になるまでの間に、高校1年生からの復習をきちんとやっておきましょう。これが、来年の入試演習につながっていきます。


最後に、高校3年生です。3年生の皆さんは、これまでにいくつか模試を受けましたね。模試を受けると、自分のできていない・弱い単元というのが浮き彫りになります。この夏休みの間に、自分の苦手な単元、弱いところをきちんと克服しておきましょう。ほとんどの科目の授業が9月以降は入試演習になります。入試に近い問題・過去問などを扱っていきますから、苦手があるまま入試演習に突入すると、解けない、進まないということがありますので、そうならないように夏休みの間にしっかり勉強しておきましょう。


また、ある程度受験校が決まっている生徒は、過去問を見てみましょう。どういう出題傾向になっているのか、自分が夏休みに克服しようと思っていた単元は、よく出題されているのかどうか確認してください。あまり出題されていない単元を一生懸命克服しても、志望校の対策としては効果がなかったということになります。あまり時間がないですので、効率良く勉強するためにも、受験をしようかなと思っている大学については、過去問を解いておくと良いでしょう。


皆さん、それぞれ課題があると思います。夏休みの間に、しっかり苦手の克服をしましょう。分からないことは、どんどん担当教師に聞いてください。何でも相談に乗りますので、一緒に勉強していきましょう!


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