2020年05月09日
中学受験のための暗記のコツ[広島県版]
暗記が苦手な場合は、以下を試してみてください。
A.覚える範囲を狭くしてみる
都道府県を覚える場合、いきなり47都道府県を覚えようとするのではなく、「北海道・東北地方」の道県をまず覚えて、次に「関東地方」の都県を覚える。次に…といった方法です。
B.声に出しながら書いて覚える
これを実行すると、口・耳・手・目を使って記憶することになります。さまざまな感覚を刺激することで記憶しやすくなります。
C.ハードルを下げてみる
これも都道府県を覚える場合であれば、初めから漢字で覚えるのではなく、「最初はひらがな、次に漢字で」といったように、段階的に覚えていくという方法です。心理的なハードルを下げるという意味では、最初は無理に書かなくても答えを隠して口で言うというのも一つの手です。口で言うことができれば、ひらがなでなら書くことができるということです。この場合も必ず声には出してください。答えられなかったところに目印をつけ、暗記する必要があります。
D.同じことをひたすら繰り返し書かない
覚えられないからと言って、「茨城県・茨城県・茨城県・茨城県……」と10回書いたとしても効果は薄いです。途中から作業となり、回数を数えたり、早く終わらせることに意識が移ったりしてしまうからです。Aで述べたように覚える範囲を狭くしたうえで、その範囲をセットで反復的に練習してください。
E.長時間考えない
暗記は「覚えているか」「覚えていないか」のどちらかです。知識が思い出せず、長い時間悩んでもあまり効率的ではありません。少し考えても思い出せなかったら、すぐに解答を見て確認し、その場で覚えて時間を有効利用しましょう。
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