2020年09月01日
お知らせ
【動画】鷗州塾小学部 「中学受験はつらい?」
個人懇談などで、「中学入試に向けて勉強を始めたのだけど、非常につらい」という相談を受けることがよくあります。
今回は、中学受験の心構えについてお話ししましょう。
今実際に、つらいと思われている方もいらっしゃるかもしれませんし、これから中学入試対策を始める方も、こういう時期があるんだとお子さまに言っておく、保護者の方が知っておくというだけでも気持ちが変わってくると思います。
まず、入塾して間もないころ、中学入試の勉強を始めてまだそれほど経ってない時期に、つらいと感じることが結構あります。
そういうご相談をいただいたときに、私が必ず伝えるのが、例えば小学校5、6年の2年間でつらい時期があるとしたら、小6の受験直前期と、小5の通塾が始まったばかりの時期だということです。この2つの時期が、もう正直ワンツーフィニッシュを決めるぐらい大変な時期で、そして、例年相談を受けてきて、みんながそれを感じているようだと伝えています。
なぜ、入塾した当初につらくなるのかいうと、いくつか理由あります。
まず1つ目が、小学校で習う内容と塾で習う内容がかけ離れてしまってるので、今まで学校での勉強に苦労していなかったお子さまが、塾の勉強ではまったく分からないという状況に戸惑ってしまうことです。
もう1つは、今まで塾に通っていなかった子たちが塾ありきの生活を始めると、1週間の生活の大半を、塾の授業や宿題が占めるかたちになるので、生活が激変してしまって少し疲れてしまうということです。
1つ目については、学校ではできていたのに、塾に来ると、今までも通っていた子たちは慣れているので、「自分だけできていない」という気持ちになってしまうというのが、主な理由なのかなと思います。
では、どのようにフォローしていくべきなのでしょうか。
入塾したばかりの数か月というのは、正直、将来的に難関中学校に合格するような超優秀な子でも、かなり苦しみます。
泣きながら宿題をやっていますというのは、よく聞くことです。
お子さまには、「これが当たり前なんだよ」「できてないということを気にしなくていいよ」ということを、まず伝えてあげるべきだと思います。
子どもたちって、やはり気持ちに大きく左右されてしまうので、自分だけできていないとか、そういう状況が続くと、やっぱり勉強嫌いにもなってしまいかねません。そういうところ少し気にして、声かけを密にしてもらうべきかな、というところではあります。
もう1つは、塾ありきの生活で、きちんとスケジューリングを行うことです。
塾で出た宿題を、数日後、かなり期間が空いてからやっと開始する子がいます。授業の内容を忘れたころに宿題に取り組むので、時間がかかりなかなか進みません。結局リズムが作れないまま1週間過ごしてしまって、次の週の塾の確認テストでやっぱり点が取れないということになって、いわゆる負の連鎖が始まってしまったりします。
まずはご家庭で、お家の方々にもご協力いただいて、スケジュールを立てる。それを管理する。できなかったところに関しては、スケジュールの見直しを図っていく。そういったサイクルを早い段階で作っていただくというのが大事だと思います。
中学受験の難しい内容について、授業で学習したことを忘れた段階で、もう1回やるというのは非常に大変です。
「やった後にすぐ復習をする」これを繰り返し練習して、身につけていくことが大切です。あと理科・社会では、覚えることが大量にあります。学校で習う内容は、授業を受けているだけで覚えられるかもしれませんが、塾では「これを覚えるぞ」と思わないと覚えられないものがたくさんあります。そういったものに早めに取り組んでいくということが大事ですね。
鷗州塾では、定期的に保護者懇談会を実施してお子さまの学習状況をお伝えしています。また、ご相談は随時承っておりますので、お気軽にご連絡ください!
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